実用新案
実用新案のメリット
1.実用新案権のメリットは大きく2つあります。
(1)実体審査が無い為、権利付与までの期間が短い。(2)権利取得費用が安価
特許出願では特許権を取得するまでに、出願から実際のところ2年以上の時間を要します。
商品切り替えが早い
トレンド商品や、
ライフサイクルが短い商品など、脚光を浴びる期間が短い商品では、特許権を取得するまでに流行がすたれてしまったり、ライフサイクルが終わってしまったりして、無意味になる可能性があります。
しかしながら、実用新案では、出願から登録までの期間が2~3ヶ月と短く、実用新案制度は、脚光を浴びる期間が短い商品を保護するのには適しています。
また、このような流行に乗ってヒットする可能性のある商品では、短期間に何種類もの商品を世の中に送り出す場合があります。
この場合に、実用新案であれば、一回の出願費用が特許と比較して安価なため、手軽に何種類もの商品に対して実用新案の出願をすることが可能になります。